環境こそ学びの素材、校舎をもたないミライのがっこう

『海とミライのがっこう』は、都市の喧騒や日常から少し離れ、豊かな海が広がる横須賀の走水で、世代を問わず体験を通じて学べる場所です。ここでは、自ら体験し、自分なりの疑問を持ち、考え、そして表現することで、新しい未来を創造(ソウゾウ)する力を育む、校舎のない学びの場です。

自然の恵みを感じながら、「食べること」、「表現すること」、「未来を創造すること」など、普段の生活ではできないような形で実践します。これらの体験を通じて、子どもも大人も関係なく、探求心を刺激し、共に成長していく場を目指しています。

走水と私たちの想い

走水は、横須賀市にある小さな漁師町です。環境の変化が問題視される中でも、魚介類や海藻が豊富に残るこの海は「東京湾の最後の聖地」とも呼ばれています。

私たちは、走水が未来の子どもたちにとって、かけがえのない学びと体験の場であり続けてほしいと考えています。海がもっと身近になり、日々の食生活に魚や海藻が自然と加わることで、自然の営みにも意識が向くような生活が広がることを願っています。

自然を単なる非日常として切り離すのではなく、デジタル化が進む便利な日常の中に自然が溶け込み、調和する未来を描いていきたい。そうした想いから、『海とミライのがっこう』を立ち上げました。

私たちの願いは、『海とミライのがっこう』での体験が、未来を担う子どもたちの可能性を広げるきっかけとなり、新しい学びの形を世界に伝えることです。そして、これらの活動を通じて地域の発展に寄与し、より豊かな社会を築いていくことを目指しています。

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